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貪る   

さっきの夢もひどかった。
高校時代の部活の仲間と暮らしていた。部屋は片づかないまんまの服とかゴミとか散らかったまんま。そこで彼が「あいつを覚えているか」と話しかけてくる。私は何も着ないまま、寝ていたのを起きてきて、噺を黙って聞いている。ぬいぐるみを抱えて、彼の部屋に置くか、それとも違う部屋に置くか迷っている。そのまま、あいつとナントカ先生との話をし続けた彼は、仕事に行くと行ってしまう。私はたくさんのプラモデルが入った箱をくくり、あの頃の学校に持って行こうとしている。「それは彼らに役にたつのか」と、今度は今の彼が出てきて、私に問う。私は答えられないまま、部室に置いてくる。そうすると、また、あの散らかった部屋にいて、また違う男の子と話している。そして、内蔵を貪られるのだ。散らかった部屋のゴミが足に当たる感触 とか 嫌な匂い とか ぬいぐるみのふわっとした肌触り とか 内蔵をすする音が奇妙にゾクリとした とか 考えたところで、目が覚めた。

by kosugi-tanka | 2006-02-06 16:19 | 小説みたいな夢みたいな日記

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